低用量ピルは、1日1回の服用で避妊、生理痛や生理不順、PMS、子宮内膜症の改善などQOL(クオリティ・オブ・ライフ)のレベルアップをもたらしてくれます。

ただ、毎日飲み続ける必要があるために、1か月あたりにかかる値段も重要!

ここでは、クリフォア(クリニックフォア)で取り扱っている低用量ピル・超低用量ピルの種類と値段、保険適用の有無について紹介しています。

クリフォア(クリニックフォア)では、5種類の低用量ピル、3種類の超低用量ピルを取り扱っています。

クリフォア(クリニックフォア)の低用量ピル

クリフォア(クリニックフォア)では、初診の場合、2か月分のピルが処方されます。2か月飲み続けることで、処方されたピルが体に合うかを確認するためです。

低用量ピルを服用した時、もしマイナートラブル(吐き気・不正出血・乳房の張り・頭痛・むくみなど)が起こっても、通常は1~2か月でおさまるからです。(ただし、気になることがある場合は、医師に相談しましょう)

料金/2か月分
(1か月分の値段)
3か月分 半年分 定期便
15%オフ)
トリキュラー
国産28錠タイプ
6,556円
(3,278円)
9,834円
(3,278円)
19,668円
(3,278円)
2,783円
(2,783円)
ラベルフィーユ
国産28錠タイプ
6,556円
(3,278円)
9,834円
(3,278円)
19,668円
(3,278円)
2,783円
(2,783円)
アンジュ
国産28錠タイプ
6,556円
(3,278円)
9,834円
(3,278円)
19,668円
(3,278円)
2,783円
(2,783円)
マーベロン
国産28錠タイプ
6,556円
(3,278円)
9,834円
(3,278円)
19,668円
(3,278円)
2,783円
(2,783円)
フォボワール
国産28錠タイプ
6,556円
(3,278円)
9,834円
(3,278円)
19,668円
(3,278円)
2,783円
(2,783円)

別途配送料550円
※税込価格
※フォボワールは現在国内では流通制限がかかっているために原則医療機関での処方が難しくなっています。同じ成分のマーベロンを検討ください。

超低用量ピルの種類と料金

2か月分 3か月分 半年分 定期便
ルナベルULD 22,000円
(11,000円)
33,000円
(11,000円)
66,000円
(11,000円)
9,350円
(9,350円)
フリウェルULD 14,300円
(7,150円)
21,450円
(7,150円)
42,900円
(7,150円)
6,077円
(6,077円)
ヤーズフレックス 24,200円
(12,100円)
36,300円
(12,100円)
72,600円
(12,100円)
10,285円
(10,285円)

※別途配送料550円
※税込価格

低用量ピルの診察にかかる料金

クリフォア(クリニックフォア)の料金体系はシンプルでわかりやすいのが特徴です。

初診でかかる料金
診察料 1,650円(税込)
ピルの代金 6,556円(2か月分)
配送料 550円(税込)
合計 8,756円(税込)

すべてのピルにsai+のピルケースが無料でついてきます。(※アンジュのみ製薬会社専用のケース)

2回目以降の診察にかかる料金
診察料 なし
ピルの代金 3,278円(1か月分)
配送料 550円(税込)
合計 3,828円(税込)

前回の診察から1年以内で、同じ薬を処方してもらう場合は診察料は不要

ピル1か月分の料金+配送料しか発生しません。※3か月・6か月分の処方もあり

もっとお財布の負担を軽くしたい人のために、クリフォア(クリニックフォア)では、15%オフになる定期便があります。

低用量ピルのお得な定期便

定期便のメリット
  • 定期割引15%オフ
  • ピルを切らす心配なし
  • 休止もできる
初診でかかる料金
診察料 1,650円(税込)
ピルの代金 2,783円(15%オフ)
配送料 550円(税込)
合計 4,983円(税込)

 

2回目以降の診察にかかる料金
診察料 なし
簡単な診察と問診
ピルの代金 2,783円(税込)
配送料 550円(税込)
合計 3,333円(税込)

 

低用量ピルの定期便サイクル

クリフォア ピル定期便の配送サイクル

1回目 診察・処方・決済後、当日発送・最短で翌日到着
2回目 1回目のお届けの18日後
3回目以降 2回目のお届けの28日後

 

低用量ピルの服用について

低用量ピルは「1日1錠」、生理周期にあわせて「21日間服用、7日間休む」が服用の基本です。

服用しやすいように1日1粒の薬をシート状にならべて1か月単位でのセットになっています。28錠シートと21錠シートのものがあります。

  1. 28錠シート
    実薬21錠+プラセボ7錠 21日間は女性ホルモンが含まれた実薬を飲み、7日間はプラセボ(偽薬)を飲みます。7日間は、ピルの服用を休む休薬期間で、月経(消退出血)が起こります。
  2. 21錠シート
    21日間実薬を飲み、7日間ピルを休んだ後、次の新しいシートを飲みます。

    低用量ピルの分類

    低用量ピルには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンが配合されています。

    黄体ホルモン(プロゲステロン)の開発順による分け方

    黄体ホルモン(プロゲステロン)の種類と開発順によって4世代(4種類)に分けられます。

    黄体ホルモンの種類
    第一世代 ノルエチステロン
    第二世代 レボノルゲストレル
    第三世代 デソゲストレル
    第四世代 ドロスピレノン

    ホルモン量の配合比による分け方

    1粒のピルに含まれる女性ホルモンの量によって、1相性ピルと3相性(段階型)ピルに分けられます。

    1相性ピル

    卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)がすべての粒に同じ量で含まれている

    飲む順番を間違えても(プラセボ以外)、実薬はすべて同じ成分なので効果に違いはありません。

    ただし、1日でも飲み忘れると排卵を起こす可能性があるため、正しく対処する必要があります。

    3相性(段階型)ピル

    卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が月経周期の期間により段階的にふくまれている

    卵胞ホルモン(エストロゲン)の配合量は一定ですが、黄体ホルモン(プロゲステロン)の配合量は3段階に変化します。

    女性の自然なホルモンバランスにより近いように配合されているので、服用中の不正出血が起こりにくくなるとされています。

    錠剤ごとにホルモンの量が異なるために、飲み間違えると避妊効果が落ちたり、不正出血を起こしやすいデメリットがあります。

    1相性 3相性
    第1世代 ルナベルUD
    フリウェルULD
    (シンフェーズ)
    第2世代 (ジェミーナ) アンジュ
    トリキュラー
    ラベルフィーユ
    第3世代 マーベロン
    ファボワール
    第4世代 (ヤーズ)
    ヤーズフレックス

    ※()のピルはクリフォアでは取り扱いなし

    クリフォア(クリニックフォア)保険適用

    低用量ピルには、保険適用と保険適用外のピルがあります。

    保険適用されるピルは、月経困難症や月経前症候群(PMS)、子宮内膜症などの治療を目的とした場合に処方されるピル

    避妊目的で使用するピルは、保険適用外になります。

    ただし、クリフォア(クリニックフォア)のオンライン診療は、自由診療のため保険は適用されません。

     

    低用量ピル 保険適用
    マーベロン なし
    ファボワール なし
    アンジュ なし
    トリキュラー なし
    トリキュラー なし
    超低用量ピル 保険適用
    ルナベルULD あり
    ※クリフォアでは保険適用外
    フリウェルULD あり
    ※クリフォアでは保険適用外
    ヤーズフレックス あり
    ※クリフォアでは保険適用外

     

    低用量ピルの効果・服用方法

    マーベロン・ファボワール

    マーベロン・ファボワールは、21錠に含まれるホルモンの配合量が同じ1相性ピルです。

    フォボワールは、マーベロンのジェネリック医薬品で、成分や効果に大きな差はありません。

    高い避妊効果、PMS・月経困難症・子宮内膜症などの改善に効果があります。また、使用されている黄体ホルモンが男性ホルモンを抑えるため、ニキビ治療や多毛症の改善効果が期待できます。

    マーベロンの服用方法
    1. 生理初日(生理が始まって24時間以内)に1錠目を飲む
    2. 1日1錠、同じ時刻に服用する

    マーベロン28は、21日間実薬を服用、7日間はプラセボ(偽薬)を服用したら、29日目に次のシートの服用を開始します。

    プラセボを飲み忘れても問題はありません。飲み忘れた分は破棄しましょう。休薬期間が8日間以上になると、避妊効果に影響がでる可能性があるので注意しましょう。

    マーベロン21は、21日間実薬を服用、7日間は休薬し、29日目に次のシートの服用を開始します。

    トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ

    3相性の低用量ピル

    ホルモンの配合量が3段階に分かれているので、自然なホルモンバランスに近く、より高い避妊効果、月経困難症やPMSの緩和、ニキビや肌荒れの改善を期待できます。

    自然に近い形で生理周期を作ることができるので、不正出血が起こりにくいのが特徴です。

    トリキュラーとアンジュは同じ成分で、ラベルフィーユは、トリキュラー・アンジュのジェネリック医薬品です。

    トリキュラーの服用方法
    1. 生理初日(生理が始まって24時間以内)に飲み始める
    2. 1日1錠、同じ時刻に服用する
    3. 1~6日赤色の錠剤
    4. 7~11日白色の錠剤
    5. 12~21日黄色の錠剤
    6. 7日間の休薬期間白色の錠剤(プラセボ)
    アンジュの服用方法
    1. 生理初日(生理が始まって24時間以内)に飲み始める
    2. 1日1錠、同じ時刻に服用する
    3. 1~6日赤色の錠剤
    4. 7~11日白色の錠剤
    5. 12~21日黄色の錠剤
    6. 7日間の休薬期間赤色の錠剤(プラセボ)

    ラベルフィーユは、トリキュラー・アンジュと同じ服用方法です。

    ルナベル・フリウェル

    1相性の超低用量ピル

    ルナベルは、月経困難症、PMS、子宮内膜症の治療に使われます。

    避妊目的で処方してもらうことはできません。避妊率を示すデータがないほか、ルナベルは避妊目的の低用量ピルと比べてエストロゲンが少ないです。

    ルナベルには「ルナベルLD」と「ルナベルLUD」の2種類があります。

    LDとULDの違いは、卵胞ホルモンの含有量です。

    英語で低用量をLow Dose(ロー・ドーズ)、超低用量をUltral Low Dose(ウルトラ・ロー・ドーズ) といいます。

    フリウェルは、ルナベルのジェネリック医薬品です。

    ルナベルとフリウェルは、効果や飲み方、副作用に違いはありません。

    副作用には、不正出血、吐き気、腹痛、頭痛、抑うつ、ニキビ、めまい、貧血などがありますが、服用を続けることによって4~5日ほど収まります。

    ルナベルの飲み方
    1. 生理初日に1錠服用する
    2. 毎日同じ時間に1錠服用し、21日間継続する
    3. 22日目から7日間休薬する
    4. 29日目から次のシートの服用を開始し、再度21日間継続する
    フリウェルの飲み方
    1. 月経の第1~5日目から飲み始める
    2. 1日1錠を21日間連続服用する
    3. 7日間の休薬期間を設ける
    4. 29日目から新しいシートで服用を開始する

    ヤーズ・ヤーズフレックス

    1相性の超低用量ピル

    ヤーズとヤーズフレックスは、同じ成分が配合された薬です。

    ただし、効果や効能、用法や用量、1シートの錠剤の構成が異なっています。

    錠剤の構成 適用
    ヤーズ 1シート28錠のうち、24錠が実薬、4錠がプラセボ(偽薬) 月経困難症
    ヤーズフレックス 1シート28錠すべてが実薬 月経困難症・子宮内膜症
    ヤーズの服用方法
    1. 1日1錠シートに記載されている順番に28日間服用する
    2. 29日目からは、次のシートを服用する
    ヤーズフレックスの服用方法

    ヤーズフレックスは、最長で120日間服用が可能です。

    1. 1日1錠24日間飲み続ける(出血しても飲み続ける)
    2. 25日目以降、3日連続で点状出血があった場合、もしくは120日(5シート目の2列目)になったら、4日間休薬する
    3. 4日間の休薬後、シートの続きから服用を再開

    ※クリフォア(クリニックフォア)では、ヤーズフレックスの処方のみ

    参考:ゆかりレディースクリニック
    川田クリニック
    Pills U
    プライベートクリニック
    アイレディースクリニック
    アイシークリニック
    よこすか内科小児科・はるこレディースクリニック
    クリニックフォア

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